『悪魔に赦しを乞え』


by yakumoMkII
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<   2007年 02月 ( 4 )   > この月の画像一覧

ん?頼んだ酒は全部来たはずだよな、それとも時間なのか?
そう思い、開いた扉のほうに視線を向けると
な、なんとヒロが立っているではないか!!
もしかしたら俺らの帰りが遅いために心配をして様子を見にきたのか?
それにしては、ずいぶんと来るのがおせーな・・・・・

まあいいか、「もう大丈夫だから、今ちょうど戻ろうとしたとこだよ」
そう告げて一緒に元の部屋に戻ろうとしたのだが

ヒロ「おいお前ら!俺のダチに手出しはしてねーだろうな?」

は?ヒロ君、きみは何を言ってるのかな?

ヒロ「言っておくがな、俺の知り合いにヤクザがいるからよ
   もしその2人に何かあったら、ただじゃすまねーからな?」

おい!お前マジで何を言ってるんだ!?
何ベタなハッタリかましてるんだ?
せっかく長い間かけて築いた俺とタカの努力の結晶を無駄にする気か!?

ヒロ「そういうことだからな、じゃあな。」

「バタンッ」

しかもヒロのやつ帰りやがったーーーーーーーーー
マジであいつ何しにきたんだよ?ふざけんな!!!!

今にして思うとヒロは純粋に俺らの事を守りたかっただけなのかもしれない
ヒロって男は友達思いで熱いやつだから
ただこいつはいいやつではあるんだが
空気を読まないというか、間が悪いんだよな・・・・・・・・・

おそるおそるヤンキー兄弟の方を見てみると
修復不可能なほどの怒り顔をしてらっしゃる・・・・・・

ヤンキー兄弟「おい!てめーら、表に出ろや!!」

おさまりかけていた怒りがヒロの善意ある挑発によって
呼び覚まされたというか、明らかに最初より手がつけられなくなってる・・・・

俺とタカはヤンキー兄弟にそれぞれ胸ぐらをつかまれて
表へ連れて行かれたが
ここでもお互いに
「何かあったら全力で走って逃げるぞ!!」
というアイコンタクトはもちろん取っておいた

そして、表に連れてかれた瞬間

ヤンキー弟「おい、てめーとりあえず土下座しろや」

いきなりタカに対して、理不尽なお願いを要求ですよ

ここで少しでも男気のあるやつならば
ふざけんじゃねえ!男ならば簡単に人に頭を下げたりはしねー!
なんてなるのかもしれないけど、それはそれ
速かったよー、ヤンキーが語尾を言い終わらないうちに
既にタカは土下座はおろか深々と頭も下げ終わっていたからね

まあでも逆の立場だったら、俺もそうしただろうし
と、いうより言われる前に土下座してたね

ただ、ヤンキー弟は土下座だけじゃ満足できなかったのか
あろうことか土下座をしているタカに対して
上から蹴り下ろすという蛮行におよんだ・・・・・

タカもこのままじゃやばい!!と思ったらしく
立ち上がったのだが、ヤンキー弟の暴行はエスカレートしていって
ガンガン殴られまくっている・・・・・・

助けなきゃと思うんだが、恐怖で体が動かない・・・・・・

どうするか・・・・、どうにかしなきゃと思っていたら突然ヤンキー兄が

ヤンキー兄「おい!!おめーそっちのやつよりよー
        こいつのほうがむかつくとか言ってなかったか?」

タカじゃなくて俺を殴れば?みたいな事を言ったため
はっと我に返り、今までに生きてきた中で一番の大声で




「逃げるぞーーーーー!!!!!」



そう叫ぶと、後ろも振り向かずにひたすら走って逃げたんだが
このときばかりはカール・ルイスくらいの走りが出来ていたかもしれない

ある程度離れてからタカは大丈夫かなと思ったら
俺よりもさらに凄い速度で横を駆け抜けていったんで
あのときのタカはドーピングをしたベンジョンソン並みのスピードは出てたね

ある程度の距離を走って中仙道の横に出たのだが
追ってくるかもしれないという恐怖からだったのだろう
即行でタクシーをつかまえると2人で乗り込み

俺・タカ「早く出してください!!早く!!早く!!!」

火曜サスペンスドラマで犯人に追われる被害者のようなセリフを言うと
タカの家までタクシーを走らせた

だが、タカの家に着いて災禍を免れたと思ったのも束の間
他の3人をカラオケ屋に置いてきてしまったことを思い出し

俺「なあ、どうする?あいつら置いてきちゃったけど・・・・・・・。」

タカ「どうするって、しょうがないだろ。とりあえず戻らないと・・・・・」

俺「えーーーー!俺戻るのだけは絶対にやだよ・・・・。」

タカ「俺だってやだけどよ、流石に友達を見捨てる訳にはいかねーだろ?」

だったらタクシーつかまえてまで必死こいて逃げるなよ・・・・
と思ったけどね、まあつかまえたのは俺なんだけどさ

俺「だったら悪いんだけど、タカ一人で様子見に行ってくれないかな?」

タカ「ふざけんなよ!!いくらなんでも一人じゃ戻りたくねーよ!!」

その後、不毛な話し合いを続けた結果
タカの原チャリに2ケツをして様子を見に戻り
もしヤンキー兄弟の姿を発見したら
速攻でケツをまくるという結論に落ち着いた

俺「一応、バットとか持っていったほうがいいかな?」

タカ「どうせ振り上げる根性が無いからいらないんじゃん?」

「そりゃそうだな」と納得をすると
原付に2ケツをしてさっきのカラオケ屋へと戻っていった

俺「どうだ、さっきのやつらまだいる?」

タカ「いや、いないっぽい・・・・・ん?
   オカとナリとヒロがカラオケ屋の前にいるぞ」

他の3人はどうやら無事だったらしく無事合流することができた

ヒロ「おい、お前ら大丈夫だったか?」

「ああ、お前が部屋に来るまではな!!」

そう言いたかったがここは我慢をして

俺「俺はどうにか無事だったけど、タカが何発か殴られた・・・・・。」

ヒロ「マジか!?」

俺「ああ・・・・。そういやなんで皆ここにいるの?」

ヒロ「いや俺らが部屋で心配してたらさ
   お前らが表に連れて行かれるのを見て
   慌てて俺らも表に出たんだが、誰もいなかったんで
   とりあえずここで待ってたんだよ。」

俺「そうだったのか・・・・・・・・。」

ってちょっと待てよ・・・・俺らが表に連れて行かれてから
土下座→殴られる→逃げるに発展するまでに
そこそこの時間があったぞ・・・・・
こいつらがすぐに追いかけて来たならば
鉢合わせしたはずなんだけどな・・・・・・

でもまあしょうがない、地元のやつらってのは
俺を筆頭としてヘタレの集まりだしね
俺だって表に追いかけて行って友達が殴られてるのを目の当たりにしたら
絶対に出て行かないしね

つーか、現にタカが殴られてるのを見たときの俺の心境ってのは
「殴られてるのが俺じゃなくて良かった」だったしね、エヘヘ

とりあえず皆と合流をしてみたものの
その後に遊ぶようなテンションはもちろんあるわけも無く
結局その日はそのまま解散となった


                      TO BE CONTINUED.....
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by yakumoMkII | 2007-02-15 21:44 | 板橋
最初に呼び出されてヤンキー兄弟の部屋にいるだろうタカは
空手の有段者であり、現メンバーで一番というか唯一の戦力なので
奴がいればどうにかなるだろう
そんな思いがあったために、かろうじて気を強く持てた

そこで俺が気弱そうにカチャっと扉を開けたら完全になめられるな
そう思い、少しだけ威圧しながら部屋の扉を開けた

俺「おうっ!!んっ?えええええええ!?マジでー・・・・・」

しかし眼前に飛び込んできた光景というのは信じられないものだった
な、なんとタカが思いっきり土下座をしていて
ヤンキー兄弟にこづかれまくっているではないか・・・・・・・

兄「あん?てめー、くんのおせーよ
  しかもてめーいま、「おい!」とか言っただろう?」

もうこれは完全に無理、喧嘩するとかしないとかの問題じゃない
俺ら側の唯一の戦士が戦わずして土下座ですよ?
こんなん目の前で見せられて心が折れないはずがないでしょーが!

俺「お・・・おいッ!おほッ!ごほッ!グォホッ!ゴホッ!ゲホホッ!!
  す・・・すいません・・失礼しますって言って入ろうと思ったんですが
  ちょっと痰が絡んで・・・・。」

兄「あ!?そんなんどうでもいいけどよ?
  さっき俺にメンチ切ってたよなあ?何?舐めてんのか?」

俺「い・・いや・・。あれは・・・知り合い・・
  そう、知り合いと間違えちゃいまして・・・・
  何か勘違いというか、気に障られたのならあやまりますんで
  本当にすいませんでした・・・・・。」

兄「あ?てめー馬鹿にしてんだろう!?」

俺「い、いや・・・まさか・・そんなことないっすよ・・・・あはははは・・・。」

とにかく相手が怒りまくってる状態なので
すこしこちらが笑顔を見せることによって
落ち着いてもらおうと、にこやかに対応したのだが

兄「ああ?てめー笑ってんじゃねーよ!!!」

「バチコーン!!」

俺、俺、何も悪いことしてないのに・・・・
ただ、落ち着こうよと伝えたかっただけなのに・・・・・
ビンタされたよ・・・・

相変わらずタカは隣で土下座をしたまま
ヤンキー弟のほうにこづかれているし、どうしよう・・・・・

困り果てて思わずタカのほうを見たら
ちょうどタカも俺のほうを振り向いた

その瞬間!!

「この兄弟と喧嘩になっても絶対に勝ち目は無い
俺らでどうにかご機嫌をとって、無事にこの部屋から出よう。」

俺とタカはお互いにアイコンタクトをして
円満解決に導くよう確認をしあい
それからはこづかれようが罵声をあびようが
我慢を続け、ひたすら好機を窺った

弟「酒が足りねーなー」

俺とタカは「ここがチャンス!!」そう思い

俺「あ、俺酒頼みますよ!!何を飲みますか?」

弟「あ?そんじゃモスコ」

俺「了解しました!!モスコはいりまーす!!」

タカ「はい!モスコ入りました!!ありがとうございまーす!!」

などと言いながら酒をカウンターに頼んだり

兄「おい、てめーら何か歌えや!」

そう言われたときにも

俺・タカ「それでは気合を入れて、リンダリンダ歌わせてもらいます!!」

2人でリンダリンダを熱唱したりしながら
どちらかの酒が切れた瞬間にすかさず注文をしたり
ヤンキー兄弟の武勇伝を「いやー、やっぱすげーっすね」と
大げさに相槌を打ちながら聞いてあげたりと
とにかく誠心誠意ご機嫌を伺いましたよ

その甲斐あってかヤンキー兄弟に
「おめーらいいやつだな」
なんて言われるようにまでなり
そのとき心の中で「よし勝った!」とガッツポーズをしたよ
まあ人間的には完敗なんだけどね

とにかく長い時間をかけた努力がそろそろ報われるときだ
俺とタカはそう感じて

「それじゃ、そろそろいいですかね?」

そう言って切り上げようとした瞬間

「ガチャッ!! 」

何故かこの部屋の扉が開く音がした

                      TO BE CONTINUED.....
                 
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by yakumoMkII | 2007-02-13 02:15 | 板橋
今日も今日とてヘタレのヘタレによるヘタレのための時がやって参りました
本当は最近の出来事のほうがヘタレっぷりが凄いんだけど
これはまた追々ね、つーか本来ならその日にあった事とかを
日記形式で記載するのがブログっぽい気がすんだけど
あんまタイムリーだと生々しいというか重さが倍増しそうなんで
とりあえず過去を振り返りましょうや

はい、それでは俺の過去の中でも3本の指に数えられる
ヘタレ伝説 高校編の始まり始まりー

と、思ったけど
この話はいろいろと登場人物が出てくるので
まずは登場人物のおさらいから始めましょうか

俺(八雲)・・・・・このブログの主、基本的に日和見主義者
          座右の銘は「長いものには巻かれろ」
                  「物事に波風を立てない」
                 
   オカ・・・・・ラーメン屋の息子、歌が上手い

   タカ・・・・・空手の有段者、積年の夢であったハーレーを購入するも
         上野でパクられる
         盗難保険もぎりぎりで切れてしまっていたため
         ため息まじりに思わずもらした
         「もう2度と買えねーよなあ・・・・・・」
         という台詞は板橋では結構有名

   ヒロ・・・・・パチンコ依存症、給料日に残金500円までパチンコを打ち
         次の給料日までの1ヶ月間をカールとそばつゆだけで
         乗り切った過去を持つ不屈の男

   ナリ・・・・・元祖ニート、俺よりも先にニートであり
          俺と同じ位の仕事嫌い
          しかも俺より年上にも関わらず
          目にあまるほどのニートっぷりを見ていて
          「本当にこの人は駄目だなあ」
          そんなふうに考えていた時期が俺にもありました
          これって今の俺じゃないか!!!

ヤンキー・・・・・ヤンキー兄弟の兄貴、ヤンキーからドカチンへの
(兄)       解りやすい進化を遂げた戦闘民族板橋の血を
          色濃く受け継ぐ者
          カラオケ屋にて俺らに喧嘩を売ってくる

ヤンキー・・・・・ヤンキー兄弟の弟、恐らくは兄貴と同じような人生を
(弟)       送っていると思われる
          こっちも喧嘩上等な雰囲気を醸し出す

ヤンキー・・・・・ヤンキー兄弟の兄貴の女、事の発端はこの女に
(女)       タカがちょっかいを出したという言いがかりからだった


俺が高校3年のころってのはカラオケが結構流行ってて
俺も地元の友達と結構行ってたんだよね

この日も俺、オカ、タカ、ヒロ、ナリの5人で
歌広場で朝まで歌うつもりだったんだが
店員に部屋まで案内されて酒を頼み、皆で乾杯をして
「さて歌うぞ!!」って思ったら

「ガン!!ガン!!」

自分たちの部屋のドアを誰かが全力で叩いている

「おいおい、酔っ払いが部屋を間違ってるんじゃねーの」

なんて思い最初のほうは皆、気にしてなかったんだけど

「ドガン!!ドガン!!ドガン!!」

どんどん叩く音がでかくなっていき
しかも良く見ると、ガラスで見える部分越しから
誰かがこっちに対してメンチを切っていらっしゃる

このとき俺の取った行動ってのが
今でもよく分からんのだけど
何故かメンチを切り返すという、あり得ない行動をしてしまった

多分、こっちには人数もそこそこいるし
それに空手の有段者がいるからっていう気持ちがあったんだろうね
仲間がいれば強気になるっていう日本人気質がもろに出たんだろう

しばらくお互いにメンチを切りあうという時間が続いた後に

「ガチャッ」

向こうがしびれを切らしたのか、俺らの部屋の扉を開けて
中に2人の男が入り込んできたのだが
その入ってきた2人ってのがまた悪そうなんだ
ガタイなんかも良くってさ
普段道を歩いていてこの人たちが向こうから歩いてきたら
確実に目を逸らすなって人たちだったんだよね

その瞬間、我に返り
「やべー、俺何をやってるんだ!!」
そう後悔をしてたら

「おい、てめー。そこのおめーだよ
さっき俺の女にちょっかい出しただろう
ちょっとこっち来いや!!」

ヤンキー兄がそう言ってタカを呼びつけて
隣にある自分達の部屋に連れて行ってしまった

流石に友達がヤンキーに連れて行かれたってのに
「さて、それでは仕切りなおして歌いましょうか!!」
って気にはなれないし
かといってこのまま帰るわけにはいかんし
どうしようと話し合っていると

今度はヤンキー弟が俺らの部屋に入ってきて
俺を指差すと
「おい、てめーさっきメンチ切ってただろ?
おめーもちょっと来いや」

そう言うと自分の部屋に戻っていった

普段の俺なら確実に
確実!そう、コーラを飲んだらゲップが出るっていうくらい確実に
相手の部屋には絶対行かないのだけども

この日はなんだったんだろう
本当に今思い返しても全く答えが見つからないのだが
前日に「ろくでなしBLUES」でも読んでいて
強くなった気にでもなってたのかねえ

俺はこの時に当時出たばかりの大枚はたいて買った
MDウォークマンを携帯してたんだが
それをオカに渡し

「ちょっとこれ預かっててくれ、すぐ戻ってくる」

皆に対して握り拳を見せながらそう言うと
俺は颯爽と部屋を出ていき
ヤンキー兄弟の待つ部屋へと向かった

                     
                      TO BE CONTINUED.....                  
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by yakumoMkII | 2007-02-11 01:01 | 板橋
さて、今日も俺のヘタレっぷりを見せ付けようか!!
何で中学編の次が社会人編なんだよって思うかもしれないが
言っておくけど俺は一応高卒だかんね
まあ今を垣間見るに中卒だろうが大卒だろうが全く関係ないけど

俺の高校の時のヘタレっぷりは結構なものだったから
どうせだったらトリを飾るときにでもしようかなと
このシリーズに途中で飽きなけりゃね

それでは板橋ヘタレ伝説 社会人一人暮らし編いってみようか


みなさんの俺のイメージは
「実家に居ついてるニート」ってのが痛切じゃねーや通説でしょ
でもねこんな俺でも一人暮らしの経験ってのがあるわけなんすよ
まあ期間的には短かかったんだけどね

この話はそのときの実話を元にしたものです

ある寒い冬の日のことでした
いつものように朝に目を覚まして
いつものように顔を洗おうとして蛇口を捻ったんだが水が出ない
「あれ?おかしいな?」
そう思ったんだけど特に気にすることも無くそのままパチンコへ出かけた

午後2時くらいだろうか
そこそこ出てたんで今日は何か美味いものでも食おうかなとか考えてたら
「ブブブブブブブブッ」
ポケットに入れておいた携帯に着信があったみたいで
バイブが振動したんだよ

「めんどくせーなーこんなときに誰だよ?」

そう思いながら着信の表示をみると地元の友達からだった

「あいよ、もしもしどーした?」

表に出るのも面倒くさかったんでその場で携帯にでたんだが
何しろパチンコ屋の中ってのは五月蝿くって
会話の内容のほとんどが聞き取れなかったんだが

「・・・・・あのよ・・・・・大変な・・・・・お前の・・・・・・・
水びた・・・・・とにかくな・・・・・・家が・・・・・・とりあえず・・・・・
いいから俺の・・・・とりあえず俺の家に・・・・・こい・・・・」

なんだかあせってたような口調っぽかったが
何だったんだ?

まあいいやパチンコのほう調子いいし
構わんで打ち続けるかな・・・・・・・・
ってちょっと待てよ
なんか水浸しがどうのとか言ってたよな・・・・・・・・

「ああああああっ!?」

物凄く嫌な予感がしたんで急いで換金をして
そいつの家に全速力で向かった

と、いうのも俺が借りているアパートってのは
今電話がかかってきた友達の親の知り合いが大家なので
とても安い家賃で住まわせてもらっている

そいつから緊急を要す内容の電話がかかってきて
しかも部屋が水浸しとか何とか言ってたってことは
俺のアパートで何かがあったに違いない

そいつの家に着いたら
そいつとそいつの親が何とも言えない顔をしてるんだ
2人から必死に受けた説明を概要すると

どうも朝があまりにも寒かったので
水道管の水が凍っていたらしい
それで朝に蛇口を捻っても水が出なかった

そこで俺は蛇口を全開に捻ったままで外出をしたんだが
昼近くになって凍っていた水が融けて
蛇口から凄い勢いで水が出っ放しになってたそうだ

普通ならそれでおしまいなんだが
流しを洗い物とかがふたをしていたために排水がされず
水がどんどんと溜まっていき
最終的には流しから溢れ、尚且つ部屋に流れ出して
部屋が水浸しになっていたらしい

しかも間の悪いことに
俺の部屋は2階にあるんだが
ちょうど真下の階の部屋ってのが最近引越しをしたそうで
部屋の内装やフローリングが終わったばっかりだったのだが
そこにまで水は浸入していて、もう壁紙がボロンボロン剥がれてるわ
フローリングは波打ってるわで洒落んならんことになってるらしい

これは後日この場にいた友人から聞いた話なんだが
この説明を受けているときの俺のテンションってのが凄かったらしい

何を言われても

「ファイッ!!」 「ファイッ!!」 「ファイッ!!」

しか言わなかったらしくて
しかもその相槌の声が半端じゃなくでかかったらしい

顔色も青いとかそんな生半可なものじゃなくて
ジョージ・A・ロメロのゾンビのようなドス黒い土色だったらしい

マジで死んじゃうんじゃないかとえらく心配してたそうだ
友達の親も俺のあまりの惨状っぷりに
「何か悪いことしちゃったねえ」とか言ってたみたいだ
悪いことしたのは俺のほうなんだけどね・・・・・

とりあえず大家さんに謝りに行こうとなったのだが
俺はすでに糸の切れたマリオネットみたいにグニャグニャになっていて
自分で立ち上がることも困難な感じだったんで
何故か友達の母親に肩を貸してもらって
はた目から見たら不倫カップルのようにぴったりと寄り添って
大家さんの家まで行ったんだけど
ここら辺の記憶ってのがところどころ白くてあんま覚えてないや

ただ、
「お願いですから親には言わないで下さい、それだけは勘弁してください」
って万引きしてつかまった高校生のようなセリフを繰り返してたのは
覚えているんだけどね

流石に大家さんも可哀想を通り越して哀れに思ったのか
最終的には「大丈夫だから、大丈夫だから」
しか言ってなかった気がする

まあでもこのエピソードは俺がヘタレだったんで助かったって例だよね
変にしっかりしていたら
「必ずや弁償いたします」とかなって
幾ばくかの散財はしてたはずだもんね

大家さんもこいつには責任能力は皆無だなと思われたんだろう
弁償的な話は一切無かったからね

え?後日大家さんの家に菓子折りの一つでも持って
改めてお詫びに行ったかって?

もちろん!!







行くわきゃねーだろ!!!
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by yakumoMkII | 2007-02-03 00:09 | 板橋